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FOCUS

昨日の続き。。

三尾公三さんは長い作家人生のなかで、様々な表現で作品を創り
行き着いたのは、画面に筆跡も残さないエアーブラシを使ったもの。

世の中の人の目にもっとも触れることが多かったであろう作品は
FOCUSの表紙ではないでしょうか。              (図録より)
FOCUS_f0230996_12351129.jpg

毎日毎日描き続け、考え、展開していき
確かな基盤のうえにだからこそ、独自の世界を
どんな舞台にでも輝かせることができたのでしょう。

私は何度もお会いしていたわけではないのですが
折りにふれ、進路相談をさせていただいたこともありました。
ただ、美術のお話しをするには自分が若すぎて。。
浅い部分での質問しかできなかったようにおもいます。

それでも、人生の中で断面的にみると啓示的な要素が大きく
ありがたい出会いだったのだと、
美術の世界にどっぷり浸かるほどに身にしみるのでした。

岐阜県美術館の会期後、教授を務めた京都造形芸術大学内の
ギャルリオーブに巡回いたします。
5月25日(水)〜6月14日(火)
by komako-jk | 2011-01-08 13:33 | 展覧会
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